先日、よみうりホールで共演させていただいた加山さんですが、実は24年前に一度だけお会いしていたんですね。
ちょうどデビュー・アルバムが完成した1988年暮(リリースは89年1月25日)に加山さんが同じレコード会社だということで、僕は加山さんのファン=加山さんはエルヴィスのファン=僕のデビュー・アルバムはエルヴィスのバッキング・メンバーたちとレコーディングしたもの=という図式から、じゃあ、会って直接手渡そう、となって、ひとりで加山さんがリハーサルしているスタジオに訪ねていったんですね。
そしたら加山さん、
「へえ、すげえじゃないか!帰りにクルマて聴いていくよ」
と(当時、CDが聴けるクルマに乗られたいたことにも驚きでした)。
初対面にもかかわらず、ひじょうに気さくなお人柄で、めちゃめちゃかっこよかったです。そのとき持参した加山さんのLPにサインをもらいました。
そしたら、あとでレコード会社の人間から、「お前のような新人が加山さんのような大物に勝手に会いに行くんじゃないよ!」って、えらく叱られたのを覚えています。
今となってはとても良い思い出です。
そのことを先日加山さんにお伝えしたら、笑っておられました。
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加山雄三さんの思い出
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